2007年7月16日月曜日

新潟中越沖地震 DMAT出動


2007/07/16 10:16 新潟県中越地方にて震度6弱~強の地震発生。

私のセカンドワークとしてDMAT(Disaster Medical Assistant Team)という病院に所属するチームがある。要するに災害医療支援チーム。その今日の活動をちょっとだけ。

 10:40 厚生労働省より待機要請発令。
メンバーで協議の結果、新潟県に向けて出動することに。しかしおれは病院にすぐに行ける状況になかったため、チームに情報をこっちから提供する後方支援を担当することに。おれは自宅のTVとPCを使って情報収集してメール・電話にて現地に向かうチームと連絡を取り合った。
 新潟県に入ったのは19時過ぎ。思ったよりも時間がかかってしまった。
この時点での被害状況は死者5名、負傷者600名。現地にいる別のDMAT隊員の情報では急性期患者の治療・搬送は一段落ついたとのこと。今回出動したDMATはおれの知っている限りでは、新潟DMAT、群馬DMAT、千葉DMAT、茨城DMATらがそれぞれ複数チーム。軽傷者がまだ若干いるが、現地の医療スタッフでなんとかなりそうとのことで、19:50に撤収を決定。23:00に帰院。出動したメンバーさん方、どうもお疲れ様でした。他県のDMATの方々もごくろうさまでした。
 出動までの時間をもっともっと短縮していかないと本当に急性の時間帯に現地入りが難しかったことが今回よくわかった。
 災害発生から8時間以内に現地入りして急性期の患者を被災地の外の医療施設に転送することがDMATの使命。まだまだだ。おれは病院にすら今回行けなかったから、さらにまだまだだ。でも、広報支援の難しさと重要さも今回知れたから、それまた勉強になった。
 
 新潟県の被災地の皆様、がんばってください。Fight!!

2 件のコメント:

tobiii さんのコメント...

すご~い!かっこいい!!
次は病院まで行けるといいね。

それにしても、大地震続き怖いねぇ。

imosax さんのコメント...

でしょ~って俺は行ってないけどね。出動出来ただけでも今回は進歩なんだ。しかも自主出動ってのはなかなか周囲との連係が難しくてさ。要請かかっちゃえば、行くしかないってなってスムーズなんだけどね。

 明日は我が身だね。用心用心。