2011年5月10日火曜日

Montreal in Canada 3

Bonjour!
時差ボケから解放されたimosakuです。
今回は本当に時差ボケがひどく、やっと慣れてきました。
はじめての時差ボケでしたがなかなかあなどれません。


ホテル近くのスーパーです。
前回のstockholmでスーパーが楽しかったのでまた行きました。
売っている野菜はほとんど一緒です。
物価も。




お寿司も売ってます。
stockholmより仕事が丁寧です。
日本に売っていてもおかしくありませんが、
少し高いです。





日本と明らかに違うのは肉売り場。
いちいちでかいです。







ハム。
いちいちでかいです。
日本で売ったらギャクにしかなりません。





ここで心温まるストーリーを1つ。
ながいので時間の無い方々はすっとばしてください。
私の記録として小説家気取りで書いているだけですので・・・。

今回はすてきな出会いがありました。

トロントからモントリオールの機内で隣の席におおよそ自分の母親と同じくらいの歳に見える日本人女性が座った。
彼女は機内に重いトランクをもって入ってきたので頼まれもしなかったが、私は荷物を上の棚に上げた。
「ありがとうございます。お仕事でいらしたんですか?」
「はい。そちらは?」
「私はモントリオール住んでいます。少しの間だけ日本に帰省していました。」
「そうですか。」
彼女はとてもほんわかした雰囲気で、旅行慣れしていることがすぐに見てとれた。

その後とくに飛行中に会話もなく、私は離陸を待たずに眠りについてしまった。
1時間後、気づくとモントリオールに着陸。
その振動で目が覚めた。

私はまた頼まれもせずそっと荷物を降ろした。
「どこのホテルにお泊まりですか?」
「HYATTです」
「そうですか。」

荷物を受け取るロビーで私たちがトランクを待っていると背後からそっと彼女が近づいてきて、
「よかったらモントリオールを案内しますよ。ホテルに電話しますね」
と、彼女は私の名前だけを聞いて私に話す隙も与えずにすぐに立ち去っていった。

あまりにあっさりとしていたので、私はあまり期待もせず気にもせず。

土曜日の夜。
ホテルの部屋に1本の電話。
「Hello」
「早川です。飛行機の・・・」そういえば名前も聞いていなかった。
「あっ、どうも。よく分かりましたね。」
「明日、日曜日の午前中に2時間くらい少し車でご案内しますよ」
ほんとに電話がきた。
「主人と一緒に9時半にホテルの下で待ってますね」
少し悩んだがすぐに私はこの出会いに乗ることに決めた。
「えぇ、・・・いいんですか?」
「もちろん。ではまた明日」
また短い会話だけで事が決まった。

翌日時間に少し遅れて彼女と主人はTOYOTA車で到着。
私とM先生は「お休みの日にも関わらずありがとうございます」というと、
彼女はどうぞどうぞと車へ招き入れてくれた。
旦那さんはポーランド系でカナダ育ちという。
とてものどかなほんわかした男性。

すぐに車はホテルを離れ、近くの丘を登り始めた。

Stockholmと同じく、
Montrealも古い建物が残存していてとても雰囲気がいい。







とても大きな大聖堂。
上るには非常に長い階段があり、礼拝するにはここを膝をついて上るらしい。彼女も日本にいる姉ががんで余命6ヶ月の告知をされたときに膝をついて上ったという。
姉は5年たったいままだ生きている。



丘を登ると非常に裕福なフランス系市民の街が広がる。








天気は非常によく気温は20度近く。
緑が栄える。
風情のある建物がさらに際立つ。






このへんは古い建物をリフォームしてまた住めるようにしているらしく、古いけどどこか新しい雰囲気がある。
元大統領や日本の総領事官もこのへんに住むという。





とにかく豪華。








丘の頂上へ。
そこにはモントリオールの街を一望できる展望台が。
どこまでも続く地平線はカナダの桁違いな大きさを知らしめるには十分すぎるほどだった。




早川さんご夫婦。
とても仲がよく、彼女は少し天然ボケ。
それがまた私たちをなごませる。





ちょうどホテルの方角。








少し車で下ったところに大きな公園がある。
たくさんの地元民や観光客がいた。






また別の展望台が。








左はカナダの国旗。
右はケベック州の州旗とのこと。
少しカナダ国旗が残念なことになっているので、






こちらでご勘弁を。








こちらにもまた見渡す限りの地平線。
もっと山々に囲まれているイメージだったので、
意外だった。
遠くに見える建造物はモントリオールオリンピック1978のシンボルの建物。





得意のきみまろズーーーム!
45倍!!






この橋のたもとにはカナダグランプリが行われるサーキット場がある。見に行きたいけど、時間があるかなぁ〜。





下っていくとMcGill大学という有名な大学がある。

この大学は測量で有名らしく日曜日にも関わらず、
公園では学生が測量の練習。





ふと早川さんがこの先生有名なんですよ、と指さしたのは
Dr. Penfieldの言葉が記されている石碑。
Penfieldの地図と呼ばれる脳の運動神経支配領域を示す図の作成者。
あまりにも有名すぎる人がここの大学だったとは、
私もM先生も知らず驚きのLuckeyでした。
もちろん車を止めて記念撮影。

楽しい時間はあっという間に2時間が過ぎ、
別れのときに。
学会会場まで送ってくれ、
彼女はおいしいレストランや観光名所などをあらかじめメモった紙を渡してくれた。
私は彼女のメールアドレスを聞いた。
そして、
「おにぎりにぎっておきました」
とお昼ごはんにまで配慮してくれた。

「またどこかで」と彼女。
「ええ、本当にありがとうございます」と私。


さいごまであっさりと彼女たちは去っていった。
すばらしい出会いに感謝。
このおにぎりが今回の旅行で一番おいしい食事であったことは言うまでもない。

さて遊んでばかりいるわけではありません。
日曜日の昼には授賞式があり今回ビギナーズラックでgetした私も参加。
4〜500人くらいが参加する中本当に呼ばれるのだろうかと、
どきどきしているとポスター部門になり、
私の名前がぎこちなく呼ばれた。
かなり日本語読みとはかけ離れた名前になってしまったが、それもまたいいだろう。

壇上にあがり賞状とバッチと賞金(150$)を受け取り、








記念撮影。


照れます。
この写真をもらいたいけど誰に言えばいいのだろうか??



月曜日も1日中学会。
夜には知り合いの日本人と合流して4人で日本食。
でもみんな時差ボケと疲れでぐったりして、早めに帰宅。
日本食の写真すら取り忘れる疲れっぷり。

火曜日。
今朝は遅めの起床。
今からいってきま〜〜す。

今日はあまりにも長すぎたのでフランス語講座は中止いたします。
また明日。
Au revoir(オー ヴォワー)(さようなら)






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