帰り道、車で走っていると道端に人が倒れているではありませんか!!
周りには4、5人の人だかり。
1医療人としてこれはほっておくわけにはいかないと、車を停めて近づいた。
年齢は50から60の女性。
外見からは外傷は見当たらない。
周囲の人たちに聞くと知っている人はいない。
ただそこに倒れていたという。第一発見者のおじさんが警察に電話をちょうどかけているところだった。
DMATで学んだ知識で所見を探した。
まずは脈。頸動脈を触るとしっかりと触れる。
念のため指の爪で血圧を調べると、正常範囲内。
次に呼吸。胸部は静かに上下している。呼吸音も聞こえる。
次に意識。耳元で大きな声で話しかけると、わずかに反応がある。
何度か繰り返すと一言二言何かを言う。
何を言っているのか分からなかったので、口元に耳を近づけると…。
おやっ!?
むむっ!?
酒臭い!!
もう一度嗅ぐと。
うん間違いない。
かなりの酒を飲んでいることが判明。
しかし本人は酔っぱらっていて全くおきあがれそうにない。
ひとまずみんなひと安心。
他に異常も無さそうなので警察が来るのをまって引き渡した。
ただの酔っぱらいでよかった。ほんと。
心肺蘇生なんかになっていたらちゃんとできたか不安になってしまった。
もう一度復習しとこ。
それにしてもちょっと拍子抜けしてしまった。
って、不謹慎かな?
1 件のコメント:
すげーよ、imosaku!!!!!
かっけーーーー(´∇`)
暁も、隠れ医療人として、人が倒れていたら、是非とも実行したい。
広島の病院では、毎年、心配蘇生の勉強会があって、実習を行っていたんだけどね・・・。
まだ、一度も人形以外でやったことはない。
まあ、いいことなんだけど。
人間に実行するのは、とても勇気がいりそうだ。
コメントを投稿