2008年4月23日水曜日

1夜明けて

「永山基準」以降、犯行時18歳1カ月は最年少で、未成年による2人殺害で死刑が確定した例はない。

御存じのとおり、光市母子殺害事件の差し戻し控訴審の判決が下された。
極刑という形で幕を閉じた。

この事件は世間同様、事件当初から気にかかっていた。
昨日この事件について書き込みをしようとしたが、言葉が見当たらなかった。
この判決が正しいかどうかなどど、分からなかった。
被害者・遺族の気持ちがわかるなどど、決して言えなかった。

ただ一言。
本村さんに幸せになってもらいたい。
死刑が本当にいい結果だったのかどうかはわからなかったが、
判決を知ってなぜかほっとしのは確かだった。

今回の事件で話題になった『永山基準』。
1968年に起こったこの事件だが、今もこのときの判決が死刑判決のひとつの基準となっている。
以前に少し調べたことがあったが、再度Netで調べてみた。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/nagayama.htm
興味のある方は上記のサイトに詳しく載ってます。
ただ長いです。私は読み切るのに1時間20分ほどかかりました。

感想はやはり言葉にはなりませんでした。
読み切った達成感はあったが、もやもやは残る。

光市母子殺害事件が起きた9年前。
それと9年後の今。
自分の置かれている環境もずいぶんと違う。
それと同時にこの事件に対する自分の考えも多少なりとも変化していった。

今、本村さんの当時の状況(妻・子1人)と同じ状況になってほんの少しだけ本村さんの気持ちがわかると言える気がする。
ほんのすこしだけ。

0 件のコメント: